どうも、太陽です。(No32)
突然ですが、前回の記事が以下です。
少子化問題解決策「僕が仮に政治家だったら、少子化対策として何をやるか?」
前回の記事で、以下を提案しました。
・ | 子供版ベーシックインカムの現実的思考過程 |
・ | 少子化対策じゃないけど生産年齢人口増加策の重要性を説いた。 |
・ | シングルマザーを政府が徹底的に支援する上に、シェアハウス案。 |
今回はもう少し、深堀りして、「違う視点も混ぜて主張したい」と思います。
興味がある人は続きをお読みください。
1 ひろゆきの子供1人生んだら1000万円案について思うこと。
いきなりですが、記事を貼りますね。
https://president.jp/articles/-/57222
「子ども1人生んだら1000万円支給」ひろゆきが少子化対策で”超大胆提言”を続ける深いワケ
ひろゆきは以前から、「子供1人生んだら1000万円」を言い続けています。
「金で釣る」ということですが、以下の計算になります。
現在の出生数が84万人とのことで、増加数が仮に26万人だとすると、合計110万人になり、110万人☓1000万円=11兆円の予算になります。
1年だけで11兆円も増えるのです。
これは「相当なインパクトだ」と思います。
毎年、11兆円もかかっていたら、社会保障などどうなるのでしょうか?
(国債を刷るということになるでしょうが、どんどん借金が増えていきます。ますますインフレ要因になります)
これは「コスパ的に割に合わない」と僕は思います。
ひろゆきの提言は基本的にコスパがまったく重要視されておらず、無駄打ちが多すぎます。
(ベーシックインカムしかり)
ひろゆきは「差別はしてはいけない派」のようで、以下の論理的な主張をしています。
「女性専用車両やレディースデーなどがあるということは逆に男性は差別されている」と言っています。
「ベーシックインカムで全国民に7万円を!」という発想も、「差別意識のなさ」からきているのかもしれません。
かと思いきや、ひろゆきは動画で「すべての人を助けることはできない、自分の助けられる範囲内で助ける」と言っており、実際に児童養護施設にパソコンを送っています。
そして、企業にはときには「集中と選択」の戦略をとらないといけない場合があります。
資源・リソースが限られているからです。
政府でさえ、財源という制約がかかっているので、戦略的に予算を使ったり、分配しなければなりません。
「誰かを優先して支援し、誰かを後回しにする」のは生き延びるうえでは仕方ないのです。
ひろゆきはさらに「Fラン大学には支援しなくていい」と言っており、やはりすべてを助けるつもりはありません。
(ですが、ときには「Fランでも大学卒業証書を持っていると、海外は判別できないので有利になる」とも言っています)
ひろゆきの美徳や価値観は一貫しておらず、「なぜベーシックインカムにここまで拘るのか?」意味が分かりません。
予算や財源が膨大にあったら、ベーシックインカムに反対する理由はないですが、現実はそうじゃありません。
話を戻します。
では、「他に解決策があるのか?」と言われそうですから、僕は考えてみました。
興味がある人は続きをお読みください。
2 一夫多妻制にして、シングルマザーを徹底的に支援し、金持ち男と子供と生活支援を望む両者を結ぶマッチングアプリを作る。
僕の提言はこれです。
女性は基本的に高望みの生き物であり、凡庸な旦那や子供は欲しくないのです。
であるなら、せめて「経済力がある男性がいい!」となるのですが、一夫多妻制じゃないため、金持ちは1人しか養えません。
これは「金持ちの資産を無駄遣いしている」とも言えます。
一夫多妻制にすると、多くの凡庸な男性達から反感を受けるでしょう。
ですが、そもそも凡庸な男と結婚したがらない女性が多いのですから、怒りは女性に向けるべきでしょう。
(金持ちの優秀な男性に向けても仕方ありません)
法律を改正して、「一夫多妻制にできれば言うことなし」なのです。
ですが、それが仮に困難なら、仮想的な一夫多妻制を約束した制度を作るのです。
すなわち、「金持ちと、金持ちの子供を産み、シェアハウスでシングルマザーだけど生活支援は受けられる」という約束を交わせるマッチングアプリを作ればいいのです。
金持ちは子供が成人するまで、金を払い続けると契約書を交わします。
(「そのための資産も持ち合わせている」とします)
シングルマザーはシェアハウスで格安に住居を確保した上で、金銭面の不安からはとりあえず逃れられ、子育てをできます。
金持ちは自分の子供なので、たまに会いに行ったり、シングルマザーの女性とも関係を重ねます。
「金持ちがどれだけ存在するのか?」にもよります。
2019年の調査によると、以下になっています。
マーケットの分類(世帯の準金融資産保有額) | |
超富裕層(5億円以上) | 97兆円(8.7万世帯) |
富裕層(1億円以上〜5億円未満) | 236兆円(124万世帯) |
準富裕層(5000万円以上〜1億円未満) | 255兆円(341.8万世帯) |
アッパーマス層(3000万円以上〜5000万円未満) | 310兆円(712.1万世帯) |
マス層(3000万円未満) | 656兆円(4215.7万世帯) |
資産1億円以上を所有している富裕層は、132.7万世帯であり、対象となった5402.3万世帯のうち約2.4%でした。
世帯ということですから、夫婦の場合もあります。
また、老人も多いことからも「結婚適齢期の男性で独身で金持ちはかなり少ない」と予想されます。
1億円以上の資産を持っている独身40代ぐらいまでの男性なんて、1万人もいないかもしれません。
日本人男性だけに限れば、この案は見込みが薄いように見えますが、外国人を入れると変わります。
日本に来たい外国人富裕層の呼び込み策になるかもしれません。
「若い金持ちの富裕層が、日本人のシングルマザーを養う」という構図になるのです。
別に国際結婚なんてそれなりに昔からありますからね。
仮に、仮想一夫多妻制OKな富裕層の日本人男性が1万人いたとして、「3人くらいを養う」と仮にすると、以下の計算になります。
1年間に1人の子供を3人の女性がそれぞれ生んだとしたら、それだけで3万人の子供が増えます。
(ただし、1年限りのボーナスです)
ここに外国人富裕層が1万人加わったとして、同じ構図になったら、さらに3万人の子供が増えます。
合計6万人が1年間だけで増えます。
2021年は84万人の出生数でしたから、6万人も増えたら、90万人になるので、インパクト大です。
(ただし、1年間の期間限定ボーナス)
6万人の子供が、ほぼ国の金を使わず、増えたら、それはアイデアの力によるものです。
政府がシングルマザー向けシェアハウスを確保し、民間がマッチングアプリを作るだけの話です。
ただし、外国人の場合、自分の子供だとしても契約を守らなかったり、海外逃亡の可能性もあります。
ですので、担保として成人になるまでの金をあらかじめ受け取っておく仕組みが必要でしょう。
マッチングアプリの会社が、契約を守らせる最後の砦となるので、重要な立ち位置、会社になります。
では、「男性に一夫多妻制を認めるなら、女性にも認めろ!」となりそうですが、「それを認めてもいい」と思っています。
つまり、金持ちの女性がいて、ヒモになりたい男性がいたら、契約すればいいのです。
(まぁ女性にたくさんの男性を囲いたい欲求がないので、あまりニーズがなさそうですが)
男性はソロ化・独身が多くなりそうなので、ヒモにしてくれる金持ち女性がいたら、助かる場合もあるでしょう。
ちなみに、ひろゆきの案で6万人の子どもが増えたとしたら、90万人☓1000万円で9兆円の予算になります。
僕の案だと、9兆円も金がかかりません。
(6万人も増えず、3万人ぐらいしか増えない可能性もありますが、コスパはかなり良いでしょう)
しかも、金持ちの富裕層が日本に来てくれると、消費が潤います。
(今は海外富裕層にとって日本は安いですからね)
別に、日本に定住しなくてもいいのです。
海外で金を稼ぎ続け、生活支援の金を出してくれる海外の金持ちがいて、その男性の子どもを産みたいシングルマザーがいたら、「両者をマッチングさせるのはありだ」と思います。
ともかく、まずは「コスパよく、あまり金をかけずとも子どもが増える策をやってみては?」と僕なら思います。
「9兆円とか11兆円などのコストを毎年かけるのはけっこう予算的に厳しいのでは?」と。
ちなみに、この案は議論のたたき台を狙ったものであり、完成品じゃありません。
皆さんも考えてみてください。
最後に、この案はダメだと判明したことを伝えておきます。
(2022年12月22日判明)
そもそも男性は一夫多妻制を望んでいなく、多くの女性と性行為だけできればいいという本能を忘れていました。
経済力のある若い男性はすでにモテていて、多くの女性と性行為を実現しています。
ですから、わざわざシングルマザーとはいえ妻を抱え、子供をたくさん産んでもらいたいとは思わないでしょう。
さらに、一夫多妻制が実現可能になると、「◯◯番目の妻なら、ワンちゃんあり」と女性の上方婚思考はより明確になり、それによって一般男性の婚活はより苦戦するようになります。
こういう負の作用も持ち合わせているのが一夫多妻制です。
まぁ「世の中に上手い話はなかなかない」ってことですね。
ではこの辺で。(3075文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。
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