どうも、太陽です。(No13)
突然ですが、企業にとっては、マネタイズ方法(収益化手法)の一つの手段として、「面倒くさがりから金を取る」というやり方があります。
その具体例を書いています。
イメージしやすいように書きました。
また、「その面倒くさがる人から余分に取った金を資金源にして、次のイノベーションにつなげるというのはありかも」と述べました。
ですが、「負の側面もある」と書きました。
詳しい内容を知りたい方は記事の続きをお読みください。
1 面倒くさがる人から金を余分に取っていい?事例集。
突然ですが、「面倒くさがる人からは金を余分に取っていい」と僕は思っています。
例1 ポイントシステム。
ポイントカードで、地道にポイントを貯める人はお得な割引を受けられます。
面倒臭がって、ポイントを貯めなければ割引は受けらません。
例2 技術革新について。
消費税10%取られる人は、技術革新についていけてない人(主に老人層。現金を使う人)にして、技術革新についていく人(全てを電子決済)は消費税8%にします。
(夏野さんか、小泉進次郎氏の提言)
例3 場所によって飲み物の料金は変わる。
コンビニ(120円くらい)、自動販売機(150円)、スーパー(75円)など、場所によって飲み物の料金は変わっています。
面倒くさがらないで、安く買おうとする人はスーパーにわざわざ行きます。
また、高くてもスーパーやコンビニまで行きたくない人は、自動販売機で済ませます。
例4 格安SIMについて。
格安SIMを利用すれば、携帯代を安く済ませれますが、大手を使うと高くつきます。
調べる手間を惜しむか、惜しまないかの違いです。
以下の記事にも載っています。
「ひろゆき氏 携帯電話料金に対し「要領悪い人ほど高いイメージ」」というタイトルです。
http://news.livedoor.com/article/detail/14671134/
今は菅元首相の元で、携帯料金が格安になる方向で進んで実行されましたので、格安SIMの恩恵は薄まっています。
例5 調べる癖があるかどうか。
ネットでもいろいろと調べたら、特典や割引があるかもしれませんが、調べない横着な人は高い値段でサービスやモノを買います。
(スタディサプリENGLISHは、調べたら、1ヵ月無料体験を受けられるクーポンがありますが、クーポンがないと1週間になっていたことがありました)
たいていの人は、複数のサイトで検索して調べていません。
本では平均1.2のサイト、CDでは1.3のサイト、旅行サービスでは1.8のサイトの検索で済ませています。
本の場合はAmazonで調べてそのまま買ってしまう人が大半なのです。
2 面倒くさがる人から余分に金を取り、それを資金源にしてイノベーションを進める視点もあり?
企業は表立って、コスト削減がしにくいです。
菓子メーカーは料金は一緒ですが、材料や量を減らして、コスト削減しています。
僕は思うのです。
「横着な人や面倒くさがる人からは金を余分に取り、それを資金源にして、次の技術革新やイノベーションにつなげる視点もありなのではないか」と。
今の時代は完璧にまっとうな商売をしていたら、利益は出ません。
(メンタリストDaiGoのDラボのビジネスは珍しく、かなりまっとうな部類です。月額約900円であれだけのコンテンツ見放題は素晴らしいです。ただし、例外系だと思います)
どこかで、何かの策を取る必要があるのです。
それが菓子メーカーなら量を減らすことです。
で、IT会社などなら、「面倒くさがる人や調べない人から、余分に金を取ることなのだ」と思います。
3 かなり調べて、動く人は節約ができる時代だし、人は時には余分に支払うのを許容する。
そう考えると、かなり調べる人は今の時代において、節約できるのです。
または調べるだけでなく、動くという体力や精神力を余分に使える人は節約できます。
そして、人は時によって面倒くさい時もあり、金と引き換えに、頭脳や体力や精神力を温存したい、つまり、余分に金を払ってもいいと思う時もあるのです。
普段は、車や電車通勤だけど、精神的に疲れている人はタクシーを使う場合があります。
または、普段は自炊だけど、疲れているときは弁当や外食にすることもあるでしょう。
なので、「面倒くさがる人からは余分に金を取りますよ」という大義名分を掲げてもいいと感じます。
4 面倒くさがる人から余分に金を取ることの負の側面。
とここまで、良い面ばかりを語ってきましたが、実は負の側面もあります。
それは生活保護などの、仕事ができない層(病気などで)ほど、健康じゃないせいで、横着になりがちだという点です。
本来なら生活保護者であり、資金が少ないのですから、節約しないといけないのに、健康じゃないせいで外食に頼ったり、いろいろと頼る、外注することが多くなるのです。
逆に言うと、富裕層ほど健康に気をつけており、頭も良いケースが多いので、調べることもでき、節約できてしまうのです。
こういう負の側面があるので、表立って堂々と「面倒くさがりから金を取ろう」と言えないかもしれません。
しかし、生活保護者は病院が無料ですし、その点は恵まれているでしょう。
鬱病者や何らかの精神疾患者は薬漬けで、頭が回っていない人が多い印象です。
そういう人に、「怠けるな」と言って、「よく調べよ」「動け」「節約せよ」と言っても難しいのです。
こういう生活保護者層、またはどんどん高齢化により、健康者が少なくなる老人層をどう扱うかは、日本の大問題でしょう。
以下の記事で、高齢化問題を扱っています。
「大量の高齢者が生活保護に移行しそうなので、集合住宅で集まって済み、節約・合理化する」という提案をしました。
高齢化問題の画期的な解決策「高齢化問題は他人事ではない、深刻な社会問題である」
上記の記事はシリーズとなっており、PART3までありますので、興味がある人は読んでみてください。
5 結論。
以上が、負の側面でした。
面倒くさがりは、生活保護者など何らかの理由がある人が多く、そういう層から取りすぎると、そういう層はますます貧困化する悪循環になるのです。
こういう視点も考えながら、制度設計をする必要があるでしょう。
経営者はもちろん、政治家にも、さらに節約したい個人にも、必要な視点でした。
ではこの辺で。(2777文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
参考・引用文献。
「すごい心理学」
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