どうも、太陽です。(No57)
経営学のおすすめ本を知りたいなぁ。初心者向けの。
そこで、経営学初心者へ向けて、経営学のおすすめ本を列挙してみたよ。
経営学は実践的な学問で、ビジネス全般(サラリーマン含めて)に使えるのはもちろん、起業や独立にも応用できる。
さて、経営学を学ぶには以下のルートがあります。
大学や、MBAや中小企業診断士、コンサル会社に入って学ぶ、本による独学などです。
しかし、「MBAは役に立たない」という主張をしている本もあります。
視野を広げるため一読をおすすめしておきますね。
(2016年の本で、古いです。KindleUnlimited会員なら無料で読めます)
また、コンサルタントも役に立たない、もしくは「害悪である」と主張している本もあります。
(2015年の本で、古いです。KindleUnlimited会員なら無料で読めます)
また、「中小企業診断士は微妙な資格だ」と僕は思っています。
しかし、以下の記事で触れた通り、補助金の審査員になれるのはお得かもしれません。
経営学は「使ってナンボ」であり、「理論・勉強部分はほとんど本で独学で学べる」と思っています。
ですから、強い肩書(MBAや中小企業診断士や外資系コンサルなど)が必要な方以外は、本で独学で学べば事足りるのではないでしょうか?
また、MBAの知識・理論部分は実は本でも学べて、「MBAの価値は人脈だ」と言われています。
外資系コンサルを「日本の大企業はあまり活用していない」とも聞きます。
起業するなら、試行錯誤と戦力や実行力が重要で、あまりにも頭でっかちは通用しづらいのです。
加えて、以下の記事によれば、診断士を取得しても独立できないし、「独立するための知識もほとんど手に入らない」と言います。
http://中小企業診断士0.com/entry7.html
既にあるビジネスの良し悪しを判定し、問題解決の手伝いをする、いわゆる診断士なのです。
だから、「一からビジネスを構築するのには向いてない」とのことです。
また、経営学者になるのでなければ、つまり実践で、ビジネスの世界で使える武器でOKであれば、本で独学で十分だと思います。
では僕が実際に読んできた本を紹介しますね。
1 僕が実際に読んできた本。
僕は冊数はかなり読んでおり、典型的な理論系・思考系のビジネス書だけでも、おそらく「500冊は超える」と思います。
ですが、大半は似通っていて、しかも古い本が多いので、僕が読んだ大多数の本は省き、良書だけを厳選します。
また過去の僕の選書眼から積読本ですが、良書らしき本を紹介することにしますね。
この本は本当に読んでおいたほうがいいです。
「知識がなくて、いきなり実践に入ると、大失敗する」ということがよく分かります。
中小企業診断士ってこういう知識がなさそうな印象です。
だから、「起業の成功を見極める目がないのではないか?」と。
KindleUnlimited会員なら無料で読めます。
初心者は間違いなく読んでおいたほうがいい名著です。
この著者のシリーズ本「ビジネスモデル全史」も読んだけど、そこそこの出来かな。
2019年の本だけど、名著だと思います。
新規事業のやり方をかなり体系立てて説明しています。
4 「イノベーションの競争戦略: 優れたイノベーターは0→1か? 横取りか?」
著者の内田和成氏の本はほとんど読んでいます。
2006年に発売された「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」、2010年に発売された「論点思考」、2018年に発売された「右脳思考 内田和成の思考」は色褪せない良書でした。
2009年に発売された「異業種競争戦略」も読みました。
2018年に発売された「ゲーム・チェンジャーの競争戦略: ルール、相手、土俵を変える」も読んで良書でした。
内田和成氏の新刊は今でも追いかけています。
例えば、以下の本が最近出ましたね。
2021年の本で、質問力の大事さがよく分かります。
どちらかといえば大企業経営者向けの本です。
2017年に発売された理央周氏のマーケティングの基礎本です。
2014年に発売された「「なぜか売れる」の公式」など、理央周氏の本を当時、かなり読んでいて「良書だらけだ」と感じていました。
7 細谷功氏の本。(「地頭力を鍛える」で有名な著者)
細谷功氏の本はかなり読んでいます。
例えば以下の本はすべて読みました。
思考力系の本は侮れなくて、ビジネスアイデアの発想や分析に役立ちます。
「やわらかい頭の作り方 ──身の回りの見えない構造を解明する」
上記の本は比較的、易しめに書かれている入門書です。
以下は、もうちょい難しく、書かれていますが、でも読みやすいです。
「「具体⇔抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問」
また、以下の本もお勧めです。
賢さ(思考)とは「具体と抽象の往復である」というテーマの本です。
以上です。
当時は「良書だ」と思いましたが、今はもっと良い基礎マーケティング本が売っているのでしょうか?
ちなみに、僕は古典本や翻訳本が嫌いで、あまり読んでいません。
読みづらいし、理解しにくいですし、後で日本人がうまい文章で書いてくれる解釈本が出るので、それで事足りるからです。
他にも腐るほど読んできましたが、図書館で借りた本や、忘れた本も多数あるので、ここら辺にしておきます。
2 積読本。
ここからは積読本の紹介です。
かなりの本を過去に読んできたので、「良書を見極める選書眼が冴えている」と思われます。
おそらく大ハズレはないと思うので、ぜひ読んでみてください。
2017年の本です。
● 「起業大全 スタートアップを科学する9つのフレームワーク」
このシリーズの著者の本は「おそらく良本だ」と思われます。
● 「新しい経営学」
経営戦略全史の著者である三谷宏治氏の本で、おそらく良書です。
KindleUnlimited会員なら無料で読めます。
2019年発売で、839ページもある分厚い本です。
著者の入山賞栄氏の本は2012年発売の「世界の経営学者はいま何を考えているのか」と、2015年発売の「ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学」の2冊を読んで、2冊とも良書だったので、おそらくこの本も良書だと思われます。
● 「世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた」
2019年の本です。
これは3冊セットの本です。
途中まで読んだこともあり、おそらく「良書だ」と思われます。
「世界のエリートが学んでいるMBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた」
「世界の起業家が学んでいるMBA経営理論の必読書50冊を1冊にまとめてみた」
2021年の本です。
● 「事業戦略策定ガイドブックー理論と事例で学ぶ戦略策定の技術」
2016年の本です。
元パートナーの行政書士が「良書だ」と言っていました。
ちなみに、読んではいけない駄本の章で紹介する井上達彦著の「ゼロからつくるビジネスモデル」は駄本でした。
ですが、同じ著者が書いている、この本は途中まで読みましたが、良書でした。
2019年発売のグロービス著の本です。
グロービスのMBA本はシリーズとなっています。
これは途中まで読みましたが、通説のMBAにツッコミをかなり入れており、「そういう視点もあるのか!」とかなり参考になりました。
2017年発売の「MBA100の基本」、同じく2017年発売の「MBA生産性をあげる100の基本」は読んでおり、そこそこの良書でした。
3 読んではいけない駄本。
2019年の井上達彦著の本で、3300円もするのですが、イマイチな本でした。
以上、大量の本を紹介してきましたが、「どれも読んでおいたほうがいい」と思います。
内容がかぶる部分もありますけどね。
MBAに通うより、間違いなく、本で独学のほうが金がかかりません。
中小企業診断士の独学も参考書選びが大変です。
外資系コンサルは高学歴しか受からない道です。
経営学を活かすなら、以下になります。
起業・スタートアップ、独立(フリーランス)、補助金に募集する側(行政書士など多数)、補助金の審査側(中小企業診断士)、経営幹部などです。
普通のサラリーマンも学ぶと、経営者目線が身につき、仕事ぶりが改善し、そして重役に目をつけられ、出世につながるかもしれません。
ぜひ、経営学を学んで、実践で活かしてください!
同時に経済学も学んでおくと、経営に役立ちます。
経済と経営はある程度は関連あります。
以下の僕の記事で経済学の超基礎が学べます。
ではこの辺で。(3364文字)
このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを基にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。
あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。
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