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サイコパスor超合理主義者による少子化問題対策案

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どうも、太陽です。(No68)

 

突然ですが、サイコパス、もしくは超合理主義者(共感力、想像力低め)による少子化問題対策案を書きます。

それはある人(サイコパスor超合理主義者)との議論で浮かび上がった内容です。

この議論により、新たな少子化問題対策案が浮かぶかもしれません。

興味がある人は続きをお読みください。

目次

1 サイコパスor超合理主義者による少子化問題対策案。

まず、以下の案が「ある人」によって提起されました。

列挙していきますね。

 

1 実質的な独身税の導入。

以下のたんよしさんのツイート内容と、「ある人」の主張はほぼかぶります。

独身税を大っぴらに言うと、自民党の支持率を下げるので、表面上は大増税と控除の大幅拡充ということです。

児童手当や、フランス式のN分N乗法も該当します。

 

しかし、以下のひかりんのツイートにもあるように、独身男性の多くは非正規中年で、弱者なのですよね。

弱者にさらに独身税というのは泣きっ面に蜂だなと思います。

 

2 独身税を条件付きで回避可能にする。

ハローワークの結婚相談所版を作り、努力に応じて、独身税を減らす。

 

3 価値観の刷り込み。(表現の自由、言論の自由を規制)

女性が結婚し、子育てするのを常識の価値観として植え込む。

メディア(TV局、ネット、学校など多数)総出で、結婚するのを常識とするのを広める。

 

4 憲法改正により、女性の選挙権をなくす。

5 人工妊娠中絶をレイプ以外、禁止する。

 

6 男女の賃金格差を広げる。

男女の平均年収は以下です。

令和3年のデータによると、以下です。

全体:5270万人平均年収443万円
男性:3061万人平均年収545万円
女性:2209万人平均年収302万円

男女で分けると243万円の差がありますね。

 

さらに正社員と非正規社員の平均年収のデータもあります。

正社員の平均年収

全体:3588万人平均年収508万円
男性:2368万人平均年収570万円
女性:1220万人平均年収389万円

正社員の男女の年収差は181万円です。

 

正社員以外の平均年収

全体:1271万人平均年収198万円
男性:429万人平均年収267万円
女性:843万人平均年収162万円

平均年収だと、一部の高所得者が水準を上げてしまいますが、今回は仕方なく平均年収を採用します。

(本来なら、20代、30代、40代以降でも変わってきますが、省きます)

 

正社員の男性は3061万人で圧倒的に多く、平均年収も545万円です。

男性の非正規社員は429万人で少数派で、平均年収も267万円で、おそらく結婚できません。

 

女性の正規社員は1220万人で、平均年収は389万円でそこそこもらっています。

女性の非正規社員は843万人でかなり多く、平均年収は162万円です。

(おそらく、パートかアルバイトでしょう)

 

また、以下の記事によると、2021年において、専業主婦世帯は31%、共働き世帯は69%となり、専業主婦世帯比率は過去最低割合を更新したとのこと。

https://toyokeizai.net/articles/-/592778?page=3

今の時代に「専業主婦家庭」を目指す大きな難易度 親の世代を見て「当たり前」と思っては失敗する

 

1980年に生まれた子どもたち(2022年現在で42歳)の両親についてみると、状況はまったく逆で、64%が専業主婦世帯とのことでした。

 

女性の社会進出、つまり「稼げるようになったから、婚姻率が下がった」とある人は言います。

昔はつまり、64%が専業主婦時代は、お見合いも当たり前で、女性の経済的・社会的地位も低く、「結婚しなければ生きていけない弱さ」でした。

 

そして、ある人は「昔の状態に戻そう!」と言うのです。

つまり、経済的・社会的に女性を弱い状態に置けば、高望みはしなくなり、「我慢して結婚せざるを得ない」といいます。

 

その際、男性の賃金を上げる方向に仕向け、女性の賃金を下げる方向に社会システムを転換します。

女性の正規社員の平均年収389万円(保育士や美容師や看護師など女性に適した職業含む)を「200万円ぐらいまで下げるようにする」といいます。

さらに、「非正規の平均年収162万円を50万円ぐらいまで下げる」といいます

そして、男性の正規社員の平均年収545万円をだいたい700万円くらいにします

非正規の男性の平均年収267万円も「400万円まで上げる」といいます

 

そうして、男に経済的に依存させて、結婚せざるを得ない方向に仕向けるそうです。

今の専業主婦の約3割も、昔のように約7割まで戻す方向性です。

比喩的にいえば、職業選択の自由を奪っているようなイメージですね。

(正確には職業の選択は奪ってはいませんが、年収を強引に下げています)

 

こんなことをしたら、「9割の女性は反対し、自民党は野党になる!」と僕は言いました。

そしたら、1割のスーパーエリートの女性枠も残し、「猛烈に稼げる余地も残す」といいます。

また、専業主婦になりたい女性も多いので、「そこまで反対しない」といいます。 

僕は専業主婦になるといっても、あくまで良い旦那さんの専業主婦であって、非モテの男性の専業主婦ならなりたくないでしょうし、結婚もしたくなく、「子どもも産みたくない」と僕は思いました。

 

今でも、843万人の非正規の女性がいて、パートやアルバイトをしている女性もいるでしょうが、約600万人ぐらい?はもしかしたら、意思をもって貧困なのに未婚を貫いている可能性もあります。

だとしたら、女性の幸せという観点から言ったら、強引に結婚させるのは非モテやDV男などに耐えなくてはならず、マイナスです。

 

ある人に、「自分に子どもができて、それが娘でも、このシステムを構築するのか?」と質問したら、「するしかないでしょうね」と言いました。

1割のスーパーエリート女性になれる可能性は低く、耐え忍ぶ人生、「好きでもない、しかも結婚不適合な男性で我慢し続ける人生を娘に選ばせてもかまわない」ということです。

 

この極論ありきの政策は、政治や人権思想、倫理面を一切考慮せず、「データやロジカルシンキングで導き出したら、こうなった」とのことです。

また、政府が上記のようなあらゆる手段を講じて少子化対策に挑まないということは、戦争ほどの危機感のあるテーマではないという表れだと言います。

 

そして、ある人の認識では「少子化問題は戦争とは危機的な時期がずれますが、国の存亡を図る大問題であり、あらゆる手段を講じなければならない」ので、提案したのです。

で、本気でこれくらいのことをやるのでなければ「異次元の少子化対策ではない」と言います。

 

しかし、僕はある人が以下の質問で、すごい返答をしていたので、サイコパスか、もしくは超合理主義者(共感力低い、想像力低い)と判断しました。

 

その質問とは以下です。

見知らぬ世界中の人を、1人殺せるボタンがあるとして、押せば1回につき100万円もらえます。

押せる限度の回数は人口約70億人が死に絶えるまでとします。

あなたはボタンを押しますか?押すとしたら、何回押しますか?

ある人は合理的に考えたら、身内が死ぬ回数は確率がかなり低いとして、10万回ぐらい押すといいます。

しかし、これのサイコパス度か超合理主義者度かの判定は、仮に押すとしても、ためらって悩んだ末に押すか(葛藤あり)、「ためらわずに悩まず計算だけして押すか」にあると僕は思いました。

で、ある人は合理的に考えたら、10万回ぐらいが正解なので迷わず押すとのことです。

 

これだけでも「サイコパス度や超合理主義者度が高い」のは明らかですが、さらに判定の視点があります。

それは罪悪感が湧くか?です。

たとえ、見知らぬ人だとしても、殺人に関与するわけですから、罪悪感が普通の人なら湧くはずなのです。

 

さらに、想像力も試されます。

見知らぬ人とはいえ、「誰かにとっては大切な人」であり、その人の命を奪うわけですからね。

スシローのペロペロ事件は殺人ではありませんが、赤の他人がどう思うか?の想像力は欠如していたのは間違いないです。

 

さて、「100万円もらえる」からといって、あなたは「他人を1人殺すボタンを押しますか?」ってことです。

戦争などの非常事態なら、殺らなければ自分が殺られるので仕方ない面もあります。

ですが、今回の100万円は自分の利益のためであり、ある意味、金の亡者といえます。

 

また、かなりの貧乏人か、借金が大幅にある人なら、ボタンを押す可能性が高まります。

(貧乏はIQを下げ、罪悪感も想像力も下げるかもしれません)

この質問に、罪悪感が湧いた人は共感力があり、金の亡者でもありません。

100万円もらうために、赤の他人を1人でも殺したくない正義か良心の持ち主です。

(HSPやエンパスなら、見知らぬ人とはいえ、想像力も働いたでしょう)

 

しかし、「10万回押す」と言ったある人は、サイコパス度か超合理主義者度が高く、想像力も働かない、金の亡者です。

なので、「サイコパスor超合理主義者による少子化問題対策案」とタイトルを名付けたのです。

 

まぁ企業のCEOは危機時には躊躇のないリストラ断行をやれますし、戦争時には手段を選ばないでしょうから、頼もしいとはいえます。

ですが、僕は少子化問題解決のために、「中国化(独裁)・イスラム化(男尊女卑)するのはやりすぎだ」と思っています。

自民党もこんな政策を打ち出したら、野党に転落しそうなので現実的にできません。

つまり、合理性だけで考えたら、確かに少子化は大幅に改善しますが、現実的に実行不可能なのです。

 

現実的に実行不可能な上に、職業選択の自由配偶者選択の自由表現・言論の自由女性の選挙権の剥奪までしてやるのは過去の女性の権利を獲得してきた努力を軽視しており、「時代に大幅に逆行している」と思われます。

まぁあくまで思考実験的な要素があります。

 

ところで、僕が提案した里親や養子縁組、またはシングルマザー支援策の少子化対策だと、せいぜい15万人ぐらいしか増えず、「効果は少ない」といえます。

ということは、少子化対策はもはや詰んでおり、予算も8〜10兆円も出せないでしょうから、移民か、人口8000万を想定した国造りしか残っていないのです。

ですが、15万人ぐらいなら増やせると僕は思っており、2022年が約77万人なら、今後は92万人レベルには回復可能かもしれません。

2 日本に合った少子化対策ができるか?

ここで、「日本に合った少子化対策ができるか?」考えていきます。

以下の記事の一部を簡単に要約します。

https://president.jp/articles/-/65926

「経済的に十分な相手でなければ結婚も恋愛もなし」そんな日本で真に”異次元”といえる少子化対策の中身

 

いくつかの国々(フランスやスウェーデン)では、保育所整備、児童手当、育児休業制度、男性の育児参加推進など「女性が働きながら(共働きでもシングルマザーでも)子育てができる仕組み」を作り、社会保障を充実させることによって、少子化に一定の歯止めがかかった、そうです。

これを「両立支援」といいます。

 

対して、日本の少子化の原因は、「女性が子どもを育てながら働く環境が整っていないから」ではありません。

東アジアの国々も少子化が進行していますが、日本との共通点は「子どもにつらい思いをさせたくない」という意識が高いことです。

皆と同じレベルで、子どもにおもちゃや教育を提供したいのです。 

なので、継続的にそのような環境が得られる見込みがないのであれば、「子どもを多く産まない、結婚しない」という選択をします。

 

少子化の直接の原因は未婚率の増加ですが、子どもに良い環境を与えてくれる経済力や魅力がある人が現れるまでは実家に籠る戦略を日本人の若者はとっています。

現に、30代・40代の6割は実家にいます。

 

昔に婚姻率が高かったのは「子どもに将来的によい環境を与えられる」と理解していたからです。

将来に希望が経済的にもてた上に、親が相対的に貧しく、男性の収入が安定して増大していましたから。

 

しかし、バブル崩壊後から、若年男性の収入低下と格差拡大が顕著になりました。

産まれてくる子どもに「将来に渡って、良い環境を与えられない」と悟ったので、婚姻率が下がったのです。

最近は、金がなければ結婚だけでなく、恋愛すらしません。

 

こうなると、ヨーロッパ型の少子化対策である「保育所整備」「育児休業」「男性の家事育児参加」は空振りに終わります。

そもそも「正規雇用者として結婚している女性」への対策だからです。

 

これらは「正社員共働き」層にとって有効な政策です。

しかし、1990年に比べ「正規雇用共働き」の家族は増えていません。

共働きで増えているのは、非正規雇用の女性であり、彼女らに「育児休業」の恩恵はほぼありません。

 

そして、大きく増えたのは、未婚女性、特に、非正規雇用の未婚女性です。

(843万人の非正規の女性がいますが、約600万人ぐらいは非正規の未婚女性かもしれませんね)

未婚、既婚の「非正規雇用(+フリーランスや自営業など)」の女性に響く対策でなければ、出生率の大きな改善は見込めないとのことです。

(ちなみにヨーロッパではアルバイトでも育児休暇が取れる国が多いです)

 

また、「それぞれの立場に合った少子化対策をやるべきだ」と言います。

正規雇用共働きの夫婦のケース。
共働きでも多数を占める、正社員男性と非正規やフリーランス女性の組み合わせのケース。
そもそも収入が少なくて結婚できない層。
一例だが、「接待を伴った飲食サービス業」で働く子育て世代の女性のケース。

以上、ここまで。

 

つまり、やはり非正規の未婚女性は意思をもって、未婚なわけです。

「超合理主義者のある人」の言うように、非モテの男性の給与を強引に上げて、非正規の未婚女性の平均年収を下げて、無理やり結婚させるのは「不幸を増やす」のです。

さらに、正規雇用共働きは1990年代とほぼ同じで、横ばいとのことですね。

 

ところで、日本は欧米と比べたら、男性優位社会です。

で、少子化が進んでいます。

ある人の案は「この男性優位社会をさらに加速させる」というのですから、はちゃめちゃです。 

もちろん、女性の人権や幸福度なんて無視し、強引に推し進めれば「少子化改善にはつながる」と思いますけどね。

 

しかし、こういうことを考え、「国が戦争並みの危機感があるなら、これくらい実行せよ!」と本気で言うことから、やはり、ある人は「サイコパスか超合理主義者(共感力、想像力低い)だ」と思いました。

女性への想像力がなさすぎるからです。

 

しかも、結婚不適合者(非モテや男尊女卑者やDV男)ほど、「ある人」の案は有利に働きますから、賛成します。

「女性よ!高望みはやめろ!男に黙って従え!女性に媚びる気はまったくない。努力もしない」という男の可能性が高いので、結婚に適しているわけがなく、だから女性に振られます。

 

僕は強引に婚姻率を上げるのはほどほどにして、「シングルマザー支援策にシフトした方がいいのでは?」とすら思います。

あとは、里親と養子縁組の策ですね。

 

最後に、以下の記事も紹介しておきます。

https://president.jp/articles/-/65859

男性の2人に1人は子を持たずに生涯を終える…岸田首相は「まもなく日本を襲う過酷な現実」が見えていない

 

ではこの辺で。(6269文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを元にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

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この記事を書いた人

大量の情報を咀嚼して、独自の視点からの考察・分析・エッセイ記事などを書いています。

質で勝負するブログのため、敢えて正体を明かしていません。

ブロガー歴10年以上。多数のブログ運営経験あり。

得意分野。経済、ビジネス、教育、心理学、執筆、アイデア発想など。

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