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富裕層向け資産運用であるプライベートバンクという抜け道の手法。一般人も使えるかも?

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どうも、太陽です。(No58)

 

突然ですが、プライベートバンクとは「富裕層が資産運用をしている金融機関の一つ」です。

ごく少数の限られた人だけが入会できる私的銀行のようなものです。

 

このプライベートバンクで口座を開設するためには、以下の条件が必要です。

野村證券、大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は概ね1億円以上となっているそうです。

(海外のプライベートバンクと比べたら緩い)

 

ですが、みずほ銀行が10億円以上、三井住友銀行が5億円以上と、この2行は海外のプライベートバンクより高いです。

 

で、利回りですが、日系プライベートバンクの利回りが5~10%です。

スイス系プライベートバンクの利回りが3~8%だそうです。

一般的な投資信託の運用利回りが3~5%なので、高い手数料を払うだけあって、プライベートバンクの期待利回りは高いのです。

 

ここまで聞いた話からすると、やはり「世の中には美味しい話はないのだな」と思うでしょう。

で、今回、知り合いから聞いた裏話を元に記事を書きます。

その内容は「そこまでの資産がなくてもプライベートバンクを利用できる」という話です。

興味がある人は続きをお読みください。

目次

1 知り合いが持ちかけられたプライベートバンク案件。

知り合いは2022年は、年収は2500万超えで「資産もある程度、貯まった状態だ」と言えます。

そんなときに、人脈から偶然知り合ったのがプライベートバンカーだったのです。

 

同じ地元ということもあって、プライベートバンカーが「ボランティアをしてくれたのかな」と僕は邪推します。

(正確には完全なボランティアではないですが。しかも「そんなボランティアをするわけがない」)

その理由を説明する前に、資産運用の法則を書いておきましょう。

 

基本的に金融商品は以下の3つしかありません。

1ハイリスクハイリターン。(株・投資信託・FXなど)
2ミドルリスクミドルリターン。(社債、REIT、不動産投資など)
3 ローリスクローリターン。(国債など)

ですが、知り合いはプライベートバンカーと出会って、ミドルリスク・ハイリターン商品を掴みそうなのです。

それは、永久劣後債というモノです。

 

企業が倒産した際、話を単純化して例えて説明すると、仮に1000万の借金が残って清算するとします。

そして、「そのうち500万を返さないといけない」とします。

 

まず優先的に返されるのが優先社債を持った人達で、300万円とします。

(金利は低いです)

次に、永久劣後債の人達で、150万円とします。

(金利は高いです)

最後に、株式を買った人達で、50万です。

(投資した分のほとんどは返ってきません)

この永久劣後債がミドルリスクハイリターンなのです。

 

その理由は以下からです。

知り合いは1500万円の投資で、利回りがなんと約8%の永「久劣後債を掴んだ」といいます。

つまり、年に120万円入ってくる計算になります。

 

5年の満期まで保有すれば、1500万+年間120万円☓5年間で、2100万に膨れ上がります。

債券は満期まで持てば元本が保証されます。

ただし「会社が倒産しなければ」の話です。

 

途中で債券を売ることもできます。

ただし、現金がどうしても欲しくなったときでしょう。

なぜなら、途中で債券価格が下がる場合もあり、そうすると損をしてしまうからです。

金利が上がれば、債券価格は下がり、債券価格が上がれば金利は上がる法則があります。

 

で、利回り8%が実現するのはプライベートバンカーからの紹介案件だからです。

つまり、富裕層向けにしか基本的に実現されない商品です。

 

しかし、この商品はおそらく10%ぐらいの利回りであり、プライベートバンカーが「2%ぐらい手数料として持っていく」と推測できます。

だから、「完全なボランティアではない」と書いたのです。

ただ、普通なら、資産1億はないと買えない案件です。

で、人脈経由で同じ地元ということで、ある程度はボランティア要素があるのかもしれません。

(まぁ普通に考えたら、「見知らぬ他人からおいしい話は来ない!」が鉄則です。この話も詐欺でしょう)

 

また、永久劣後債が魅力的になるのは「2022年現在の今がチャンス」ということです。

アメリカの金利が約4%であり、日本の金利が0.25%程度と差がある状態だからこそ、美味しい話なのです。

 

アメリカのインフレは7%ぐらいあり、米国債を買っても利回りが約4%ではあまり得をしません。

しかし、日本人が米国債を買えば、4%の利回りは魅力的です。

 

ですが、ここで注意しなければならないのは為替リスクです。

仮に150円の円安のときに、10万ドルの米国債(1500万円)を買って投資したケースを考えてみましょう。

 

これが100円の円安になり、同じ10万ドルが返ってくるとしても、元本は1000万円まで目減りします。

(利回り4%は無視します)

これが為替リスクの怖さです。

 

もちろん、円に戻さないで、米国ドルのまま持っておくか、さらに「円安になったときに戻せばいい」とも言えます。

永久劣後債も、金利変動のリスク為替リスクがあります。

だからこそ、利回り8%といっても、ミドルリスクハイリターンなのです。

 

また、この仕組みを、その知り合いは熟知していますから、プライベートバンカーが詐欺を起こそうとしても気づくはずです。

契約の際に、用心するのです。

倒産リスクが実は高いかもしれないなどですね。

結局、その知り合いは契約しなかったことから、「美味しい話ではなかった」という当たり前の結論になりました。

2 プライベートバンクを利用できない一般人でも、ミドルリスクミドルリターン投資ができる

この理屈を知っておけば、以下のことに気づけます。

仮に、プライベートバンクに入れない資産の持ち主(1億円以上ない)や、知り合いのように「プライベートバンカーとの人脈を築けない人でもチャンスがある」ということです。

 

それは現在の米国債の約4%の利回りを狙う戦略です。

インフレ率約7%のアメリカでは米国債は魅力がない商品です。

ですが、インフレ率が低く、金利も約0.25%の日本では約4%の利回り商品は魅力的です。

 

ただし、上記で書いた通り、為替リスクに注意する必要があります。

つまり、超円高に触れないのであれば、今は投資するチャンスなのです。

 

しかし、証券会社などは米国債だけを買うことを勧めてきません。

手数料ビジネスが基本なので、米国債だけを買う人からは手数料を取れないからです。

 

一般的な投資信託の利回りが3〜5%なら、為替リスクを加味した上で、約4%の利回りの米国債をどう見るかです。

 

また、知り合いによると、1500万円もなくても申し込める、もっと小額からの6%程度の利回りの社債が金融機関で売っているとのこと。

倒産しなければ、美味しい案件かもしれません。

 

加えて、以下の記事によると、楽天が携帯事業存続のために、ドル建て債を利率年10.250%で発行するビッグニュースが舞い込んできました。

(割引分を加味した最終的な利回りは12%とのこと) 

 

プライベートバンカー案件並みの利率です。

「楽天の倒産可能性は低い」と僕は予測しているのですが、どうなんでしょうか?

ドル建て債というのが気になりますね。

円に変えたときに、やはり為替リスク発生ですので。

「今の円安局面のときに買う勇気がもてるかどうか」ですかね。

  

それにしても、ピケティの話のように、資産を持つ者がどんどん豊かになっていくのが資本主義なのです。

起業などで一時的に短期間、猛烈に働き、資産を築いた後は、資産運用でのんびり暮らす世界があります。

これが仮に資産運用でのんびり暮らす道がないとしたら、短期間での猛烈な頑張りをする動機がなくなります。

 

起業をして、元手を稼ぎたい人には、以下の僕の記事を勧めます。

経営学を学んで、チャンスを掴みましょう。

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ではこの辺で。(2910文字)

 

このブログは個人的見解が多いですが、本・記事・YouTube動画などを基にしつつ、僕の感性も加えて、なるべく役立つ・正しいと思われる記事を書いています。

あくまで読者がさらに深く考えるきっかけとなればいいなぁという思いですので、その辺は了解ください。

参考・引用文献。

https://zuuonline.com/channels/realia/241103

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この記事を書いた人

大量の情報を咀嚼して、独自の視点からの考察・分析・エッセイ記事などを書いています。

質で勝負するブログのため、敢えて正体を明かしていません。

ブロガー歴10年以上。多数のブログ運営経験あり。

得意分野。経済、ビジネス、教育、心理学、執筆、アイデア発想など。

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